今日の日記

ラッキーバンブー

画像

ラッキーバンブー。正式名称は知らん。

読書

県立図書館の蔵書整理がようやく終わりました。
リクエスト分が一気に来そうな予感。
あと、蔵書整理の終了に伴い県内の公立図書館の横断検索がやっとできるように。
これってさ、一部図書館では受け付けるデータに制限があるんだよね。ひらがな/カタカナのみとか。
データ形式を統一するか、検索対象にする図書館を受け付けるデータの種類ごとにカテゴライズしてほしい。
OPACって便利ではあるけど、まだまだ使い方が難しいのう。
いや、性能を全部引き出そうとするからだけど。


そういうオンライン化とかの技術を、僕は当たり前のように使うけど、先日読んだ学園アリス三部作はインターネット&ケータイ以前の作品なんだよね。
電話をかけるのに、いちいち公衆電話を探そうとしたりするのがナツカシス。
科学捜査の進歩はミステリにとってのガン、というようなことを作品内で誰か言っていたけど、技術の進歩まで含めて、本当だと思う。
あと、作品内で出てきた理想宮はこちら。こうやって簡単に調べられるのも技術の進歩のおかげ。

宜保愛子イジメを斬る!!―オカルト論争解明マニュアル 24冊目

本当は別の本を読もうと思ったのだが、たまたま近くのコーナーに置いてあったので。
そういえば志水一夫山本弘の本を読んでみようと思ってたし。
内容なんですが、大槻義彦教授の宜保愛子批判批判というところ。
主に科学的態度の欠如を批判している。
僕の感想は、序文にある大槻ケンヂにすべて言われてしまった。
大槻教授に対しては、そのデジタルな世界観はおかしいと思うし*1志水一夫の舌鋒は鋭すぎて引く*2
もちろんオタク的な、すべてをネタとして引いた視点からばかり見る姿勢が必ずしも正しいとは思わない。
そういう意味では二人の、方向性や手法はともかく、熱心に主張するということは支持できなくもない。
一連の捏造疑惑の背景には、やはり科学的態度や自分で検討する熱意の欠如があると思う。
それを養うためにはいいかもしれん。

*1:世の中には、科学で説明できることと、ウソの二つしかないわけではない。科学ではわからないことがあるはずだし、科学理論もこれからどう変わらないともいえない。ただ、だからと言って一部の人が言うように科学で説明できないことが反証にならないわけではない。科学に対する批判もまた科学的でなければならない。

*2:同姓や同名の混乱を避けるため、大槻教授をキョージュ、と表記するのは、ゴーマニズム宣言で論敵を不細工に描く手法にも似ててやだなあ。