今日の日記

ヒヤシンス

寝ようとしたら鼻血出て止まらん。今から読書タイム。

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黄色のやつ。
これは水栽培にすべきでなかったと思う。二つに割れてるからね。
花が終わったら、二つに割って、地に植える予定。

読書

ほとんど無害ほとんど無害 (河出文庫) 17冊目

ああっ。ついに終わってしまった、というのが感想。
これは、銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)シリーズの最終巻。本来は前の4巻目で終わりだった模様。
ついでに言うなら3巻目で終わっていたほうが話のまとまりはよく、つまり4,5巻は付け足しのように思えなくもない。
だが、それでもこれはこれで面白かった。
例えばガンダムガンダム原理主義というファーストしか認めない人たちや、中道右派という宇宙世紀作品だけを評価する人たちや、園芸派という種至上主義の人たちによる宗派対立があるようなもので、シリーズとして「らしさ」とかを見たがるからそれぞれ評価が対立するんだと思う。
銀河ヒッチハイクガイドも、そのエッセンスはやはり1巻につまってると僕は思う。
そのエッセンスは徐々に薄れ、3巻で一気に失われると言わざるをえない。
ただ、面白いかどうかってことはやはり別で、イギリス風のひねった皮肉のあるユーモアはどこまでも健在。*1
あいかわらずアーサーとフォードはどこまでもかみ合わない話を続けるし。
オチは救われないけど、そこにいたるまでのストーリーやアイディアや伏線の回収といった、小説的なよさは前作までに比べてむしろ増している。
だから、銀河ヒッチハイクガイドシリーズとしてみれば、これを評価しない人がいるのもわかるけども、僕にとっては十分面白かった。
「パニクるな!」と大書したタオル作ろうかな。ボブにかけて。
個人的には、このシリーズはアニメ大王さんとサトシさんにオススメです。
話が非常にデタラメに展開するので、リアルとか求めるタイプの人には向かないと思うんだけど、細部でギャグが完結しているだけに、そういうものをすくいあげて楽しめるお二人にはきっとツボなところが見つけられるはず。
関係ないけど次に手に取った本も安原和見訳でした。たまたまだけど。

コメント

『いくらかのそのようなものが彼の死にかかっている瞬間に彼の無知のための罰として彼のライフル銃
でかき混ぜます。』
『私自身彼女がどのように少ししか事実自体を好きであり、岸に積荷監督人とそれらを比べなかったかを指示した表現があるのに関しては、そのような知られている悪党が乗組員であることはちょうどそれに目を通し続けていました: 私はそれが彼の美貌の20倍のためにものになるのを認めます; そして、しかし、この芝生が少しでコーティングされた、彼女、自分、彼女を採用するために、私は彼のパワーで少しもより高く一度も上昇したことがありませんでした。』
うむ。

*1:スラッシュバーグ老にテラワロス