今日の日記
前の週末はセンター試験だったような気がする。
平成生まれが大学生になるのは来年度からでいいのか?
画像
先週末に行った、太宰府天満宮のおみくじ。
さすがに大吉には「東風吹かば〜」とかの有名な歌が載ってました。
このサイズではわかりにくいですが、これは「海ならずたたへる水の底までも清き心は月ぞてらさむ」です。
訳はこちらによれば「月は、どんなに深く湛えた水の底まで照らすけれども、海よりも深く一点の濁りもない私の心は月が照らし出し、天が照覧して下さるだろう。」だそうです。
読書
神罰 3冊目
ブックオフで100円であった*1ので買った。前からほしかったし。
大御所と呼ばれるような漫画家、例えば手塚治虫の絵柄で、くだらないギャグをやるという内容。
文体模写ってのがあるけど、絵柄の模写ってのはもっと直接的にわかりやすいだけに、素直に面白かった。奇子の攻略って、どんなエロゲーだよwww
ただこれ、手塚マンガをある程度読んでて、なおかつそれを笑う度量がないと楽しめない。
言ってみれば野中英次が池上遼一でやった*2ことを、頂点までやってしまったということですな。
手塚先生でやってしまったら、もうその後はないわけで。*3
絵柄、コマ割、台詞回しなど、細かいところまで含めた総体的なスタイルを理解した上で、やらないと面白くもなんともないわけで、だからこれはすごいなあ、と思う。
努力の方向性が間違ってるような気もするけど*4。
個人的には「泥棒」が一番面白かった。田中圭一だけに、内容は紹介できないんですが。
捜索者 4冊目
谷口ジローのマンガなので、寡黙なオッサンが主人公。
山小屋の管理人が、慣れない環境に戸惑いながら都会で、いなくなってしまった女の子(親友の娘)を捜す話。
クライマックスは、高層ビルの最上階のペントハウスに捕らえられた女の子を、よじ登って救出するというシーン。
ありえないと思うけれど、それをあるかもしれないと思わせる描写の積み重ね、谷口ジローの画力が、それを迫力あるものにしてる。
ストーリーは単純で、だからこそ描写だけで最後まで読ませる谷口ジローの力はやっぱりすごいと思う。
神は細部に宿るんだなあ*5。
ところで、生存?LifE? (講談社プラチナコミックス)みたいに、福本伸行を原作に据えたらもっと大向こう受けするものになったと思う。
女の子を捜すときの都市住人との駆け引き、ビルを登る(昇るじゃなくてww)にあたっての困難と解決など、このストーリーには福本の資質を生かせる場面はたくさんあるので*6。
嫌韓流 5冊目
図書館にあったので手にとって見た。
主権者である以上政治に判断を下していかなければならないわけで、そういう意味で社会への無知は罪だと思います。
隣国についても当然知識を蓄えなければいけないと思うんで、これを読んだのもまあ、その一環として。
なんでも是々非々であるべきと思う僕は、単純にこの本の立場に与することはできないです。
あと、朝鮮剣法だけはガチ(笑)。ノッカラノウムによって朝鮮柳生ができて、それ以来伝わってるに違いないのだ(笑)。
最近のヒロシ。 7冊目
同人で出た二巻を買ったので、引越しのときに売っちゃった一巻を買い戻してみた。
最近100円でやたらと出回ってるのね。
*1:かなりラッキーだったと思う。
*2:もちろん彼の前にも同じようなことをやった人はいるが、直近で有名な例として。
*3:他にも藤子先生や豪ちゃんや本宮先生も横光先生もやってるけど。あとは水島先生と赤塚先生くらいしか残ってないかなあ。権利関係にうるさそうな松本先生で是非やってほしいものです。マガジンでやってる尾田先生のはおなかいっぱい。
*4:評論家受けするギャグだと思うけど、こういうのがメインストリームになってはいけないと思う。もちろん田中圭一はそういうことはわかってるようですが。
*5:この言葉はどうも典拠が怪しいのですが。
*6:もちろんこれはこれで完成している話であり、どっちがいいとかいうことではありません。方向性が全然違うし。