今日の日記

ブックオフ

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ブックオフ国府店。
本当に行ったとわかってほしくて写真撮った。

書生生活

12/30は餅つき。
12/29はその準備。
主に僕の部屋が舞台となるので、明日は掃除しなきゃですな。

読書

明日から図書館が年末年始の長期休館なので、今日は旅行で読んだ本を返してこないといけないのう。

バーティミアスバーティミアスII ゴーレムの眼

これを読むと、針山ポタ男が読めませんな。
アレはあれでいいと思うんだけど、登場人物がステレオタイプに感じるし、主人公がいい人過ぎるんだよね。期待される子供像というか。
その点こちらは、登場人物が大半ずるくて、どこか抜けてる。
でも現実にいる人というのは、たいてい自分のことを優先に考えるからずるく見えるし、自分の言いようにしか考えないからどこか抜けてるわけで。
主人公に自分を投影してしまう書き手は、主人公に間抜けな失敗をさせることも、主人公が憎まれる描写も
できない。
そういう意味でイイコチャンな感じを受けることもままあると思うんですが、これは良くも悪くも生臭い。
オッサンになってしまった僕は、書生論とかイイコチャンとか受け付けなくなってしまったので、こういうほうが好みです。

死因事典死因事典―人はどのように死んでいくのか (ブルーバックス)

死について、死因の方から切り取った本。
とかく死については、残されたものであるとか、なぜ死んだのかという視点でばかり語られます。
しかしこの本では、例え覚悟の自殺であろうが死刑であろうが、首吊りは首吊り、というふうに並列に語ります。
新鮮でした。そういう見方でこそ見えてくるものもあるし。面白かった。
本筋とは関係ないけど、エジプトには第二次大戦以来、世界で一番多く地雷が埋まってるんだそうです。

イグ・ノーベル賞イグ・ノーベル賞 大真面目で奇妙キテレツな研究に拍手!

イグ・ノーベル賞がどういう賞かについてはこちら
世の中は広いですね。
本を読んだ限りでは、ほとんどの受賞者は、まじめに研究した結果、その知見を発表してるようです。決してふざけてるわけではない。
扱われてる中で、僕のお気に入りをいくつか。
・「知らぬが仏」を証明する科学的な事例の収集
無能者は、他人の有能がわからんので、自分を過大評価するという仮説は思い当たるフシがありすぎて困る。その実証方法は笑えますが。
・全長0.25mm以下の絶滅した「小さい種」の化石を発見
書いた人についてはこちら
・地獄へ行く人数の算出
できの悪いライトノベルに出てきそうなギミックではない。
・ハトにピカソとモネの作品の識別を訓練
慶応大学なにやってるの!そういえば、似たような話がギャラリーフェイクに出てきたな。あっちはハトではなかったけど。
・人間に食べ物は必要ないという主張
・ページ数の100倍の人数の著者がいる医学論文
10ページに976人。イナバ物置もビックリ。