徳島旅行

夜景

そろそろネットカフェを出て、ミズさんと待ち合わせの時間です。
高松9時発→21時半着予定。
昨日の自転車こぎといい、おとといのドライブといい、お尻が痛いのですが、耐えきれるかいまいち不安。

画像

徳島駅正面出口から眉山方向。

読書

返却期限が迫ってるので、前に書いた分の漏れメモをここに。

オタク女子研究

この本は「男性は〜」「女性は〜」というような決め付けが強い上にそれがステレオタイプなので読んでて引っかかります。そんなことはないと思うけど、テニスの王子様の話じゃないけど、思い込みで書いてる部分があるのでは?と思ってしまうことも。
下に書いたほかにもあるけどあと二時間で出なきゃいけないので。
・男性は想像力がないからヴィジュアルを提示されないと萌えることができない
性的なトリガーがビジュアル重視かどうかということでは?
それは想像力の差なのか?
・負け犬にしても玉の輿願望が強いお嬢さんにしても、無駄な努力にいそしんでしまうのは、現実認識がちょっと間違っているから。
負け犬といわれる人たちは、理想の自己実現のために努力をどこまでもしがち。これはラッキョウの皮のようなもので、どこまでもきりがないもの。
玉の輿を狙うお嬢さんは、自分が狙う相手に必要とされるかを考えているのか。
そういう意味での批判なのですが、そこから、腐女子は、自分がわかってるから、理想は理想で妄想で昇華、現実は現実で適応、だから腐女子はイイ!ってところまで持っていくのはどうかなあ。
腐女子にしても、現実に適応してるのでしょうか?
・実際、腐女子は、恋人にするにしても、嫁にするにしてもすばらしい
人それぞれ、という正論はさておき。
これは腐女子は妄想で充足してる→現実に対する欲求が低い→適応能力が高い、というロジックから、だからパートナーにいい、という話。
鉄道模型を捨てた嫁の話ではないですけど、パートナーに自分以上にのめりこむものを持ってほしくないというのは、自然だと思います。その是非はさておき。
そういう意味で腐女子はすばらしさに疑問符がつくと思うし、内容が内容なので、相手の理解を得られるかどうかは他の趣味よりも難しいのではないでしょうか。
また、この部分は、腐女子に都合のいい男性にイケメンを持ってくるあたり恣意的では?
・レイプ妄想
レディコミの話で、イケメンにレイプされるというプロットは、イケメンがレイプするくらい魅力的な私!というのがオカズなのだ、という内容。
これは、なるほど、と思った。

負け犬の遠吠え

・勝ち犬は一回、結婚をするために恥を捨てた人間に見える
結婚とは、負け犬からすると恥ずかしいものに映るんだなあ。例えば結婚までの手練手管なんて、恥ずかしくてやってられない、ということなんだけども。
・「Dちゃんは嫉妬しないから偉い」
勝ち犬の友人が、負け犬の友人をいった言葉。嫉妬とは、格差があるから出るわけで、つまり勝ち犬は、負け犬は勝ち犬をうらやんでると思っているということで。
それはそれで、社会は勝ち犬の人生設計を支えるようにできてるから、そう思っても仕方ないところはあるとも思う。
でも、その勝ち犬の鈍感さは、負け犬差別の再生産なんだけど。
少子化対策は負け犬を相手にしてない
負け犬が救われるべき対象かどうかはさておき、少子化対策というならば、未婚の妙齢の女性を考慮に入れてないのはおかしいのだが。
結局、少子化対策とは、今あるカップルが子を持つサポートはするが、その前段階、カップルになれない男女はどうしようとも思ってないということですな。
もちろんそれは男女双方に問題があるのですが、それを結婚しない女が悪いとか、一方に押し付けがちな風潮には我慢ならないというのはうなずける。
・「男の場合、四十台でバツなしだとどこか疑ってかからなくちゃならないけど、女の場合は、別に何歳でもマトモの範疇に入るんでないの?」
そういうフィルターを通してみる人がいるのはわかります。
いっぺんに何人も相手にする際、そういうフィルタリングが楽なのはわかるんですけどね。それがいいとは思わないです。僕は。
これをそういうフィルターとして見るとなると、どうして女性だけOKだと思ってたのかわからない。
そういう書き方をされると、自己憐憫&自己弁護の本に見えてくるのでちょっとなあ。
・負け犬が、母に「看取ってやりたい」といわれる
これは香山リカの老後がこわいを読むと思うところが出てくる。
・子育てというのは宗教のようなもの
少子化→子育ては社会的にもいいことだというアピールの増加→子育てをしてる人に正義感が加わり始める、というロジックは、社会善関係のファシズムを見れば、なるほどとうなずける。
禁煙運動もエコロジーもクジラ保護運動も、すすめている人の目に正義感のキラメキがあるのはなぜでしょうね。