今日の日記

猫

弟が、青春18きっぷで帰省することになったので、経路を調べてみた。
とりあえず、佐世保線はうんこ。
普通列車が、一時間に一本しかないので。
途中、どれだけ乗り継ぎとか工夫しても一本早く乗ったりできない。
ムーンライト九州が使えればよかったんだろうけど、弟の予定がわかるのが遅かったので、座席指定券が買えませんでした。
気を利かせて、適当な日を見切りで予約しておけばよかったかなあ。
乗れればすごく違うんだよね。
そういう意味では岡山駅の改修が呪わしい。
おかげでムーンライト山陽がしばらくないので。本当は、ムーンライト山陽から鹿児島本線につなぎたかったんだけど。

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うちで飼ってる黒猫。
家に入りたいときは、腹を見せて服従のポーズでかわいさをアピールしてくるのだが、やりすぎてホコリで真っ白。
入れてやりたくてもできんでないかww

読書

さようなら、いままで魚をありがとうさようなら、いままで魚をありがとう (河出文庫)
銀河ヒッチハイクガイドシリーズの4作目。
僕はタイトルはこれが一番好き。だってすごい無意味なんだもん。
内容は逆にこれが一応筋が通ってる(そうです)。
とりたてて前作までの感想につけくわえることはないけど、やっぱりこれも面白い。
次で終わりなのが残念ですな。
老後がこわい老後がこわい (講談社現代新書)
いわゆる、負け犬って呼ばれる人たちがいるじゃないですか。
こういう表現が妥当だとは思わないんですが、わかりやすさ優先であえて書くんですけど。
そういう人たちが置かれてる現状を、老後、という視点から切り取った本。
例えば、今男女雇用機会均等法の第一世代が40くらいになるんでしたっけ?
そのとき総合職として入った女性たちの中に、例えば結婚せず、仕事をバリバリとしてきた人がいると思うんですけども。
そういう人が、例えば親の死、あるいは友人の死、あるいは親の介護、自分の老後、そういうものを考えたときの不安。
そういうところから中心となる題材ですね。
香山リカ自体ももうそういう範疇に入ってるわけで、だからこれは、その現状をなんとかしろという提言とか、それはこうなっているのであるという分析というよりは、こうなっちゃったんだよねというエッセイに近い印象。
もちろんそれは作者が気を使って筆致をオブラートにくるむからで。
彼女らが差別されてる現状、そして彼女らの登場によって発生するパラダイムに対するスキーム*1を持たない社会は、なんとかすべきであることは言うまでもない。

*1:って書くとかっこいいけど、要は対策ね。