こいつにPC買ってやってもかまいませんね!

明日、弟のパソコンを選ぶことになった。
初めてのパソコンなので、スペックよりはサポート中心で選ぶことになると思う。
ところでブチャラティ、俺、明日メモリ買うよ。
256二枚しか積めないって馬鹿にされるのも、結構いいかもな。*1

今日のニュース

この味はうそをついている味だぜ できることがなかったにせよ、うそはいかん。うそは。
暴れ、転落防止帯を装着 患者は死亡だそうです。抑制帯を批判するのは簡単ですが、これからさらに医療費は削減されるんですけど。
ニューヨーク市職員、コンピューターゲームでクビ 就業中ならアウト。
ゲイのペンギン、メスとの交尾を拒否 フゥー!
17年前の交際で懲戒免職 中学教諭を佐賀県教委
高市衆院議員にストーカー行為 とりあえず容疑者の年齢をあわてて確認した。今は反省している

あのローカルみたいなださいCMがいいのだ

うまかっちゃんについて語る。(商品についてはこちら。CMもあります)
名前でわかるように、九州ローカルのラーメン……と今まで思ってました。
パッケージ見たら製造者はハウス食品でやんの。
僕は、今まで金ちゃんラーメン(メーカーのサイトはこちら。)みたいな存在だと思ってたよ。
僕が物心ついた頃にはもうあったので、歴史はそうとうあるはず。
両親が九州出身なんだけど、僕が小さい頃には田舎に帰省したときしか手に入らなかったような覚えがある(だからローカルな食品だと思ってた)。
それはまあいいや。
80年代にはそのころ住んでいた埼玉のあたりでも見るようになって、おお全国進出したんだなと思ってた。
カトキチが、香川県*2の全国進出を冷凍うどんで救ったように、うまかっちゃんはとんこつで九州人を救ったと思うんだけど。
で、最近九州に引っ越した訳なんだけど、スーパーに行ったらたくさん種類があって驚いた。
僕の認識では即席麺でとんこつラーメンの先駆けだと思ってたんですが、みそラーメンがあるではないか。
なんかそれは違うような。
他には高菜、こくとんこつがあった。
少し前に流行ったしょうゆとんこつはないのね。
袋麺でしか見たことないんだけど、カップはないんでしょうか。

スーパーシンザンを思い出した

そう言えば、皇帝シンボリルドルフの最後の産駒は、03年種付けが最後の世代だと思うんだけど、どうだったかな。
大物はいるんだろうか。
いたらいいなあ。別にルドルフの産駒じゃなくてもいいけど。

システムの中のディスコグラフィ

引っ越しの際にCDもかなりの数を処分してしまいましたが、こちらでは音楽以外の楽しみはほとんどなく、残ったそれらをずーっと聴いております。
僕がCDを最初に買ったのは、高校2年生くらいだと記憶しているんですが、お金もなかったので音楽鑑賞はレンタルがメインでした。
大学合格に伴って徳島に引っ越したら店が少なかったので、レンタルをあまり利用しなくなってしまいました。
でも相変わらずお金はないので、中古で買っていたように思います。
名盤堂とか懐かしいですね。
それも留年が決まる頃までで、それからはさらにお金がなくなってしまったので、年に2−3枚買うかどうかになってしまいました。
引っ越し前は全部で200枚くらい(シングルを含めるとさらに50-100枚は増える)あったんですが、残ったのは50枚前後でしょう。
もっとも、処分したもののうちの50枚くらいは、めぞん一刻のナニなのですが。それについてはあまりに思い出深く、別項を立てます。
で、そういうCDについて、想い出話をまとめてみようかと。
内容はかなり個人的なものなので、それぞれのファンの人は怒らないでね。あと、アーティスト名や曲名は、かなり適当です。

  • 高校生の時に買ったもの

生まれて初めて買ったCDは、忘れもしないビリージョエルの「オネスティ」のシングルです。「おねてぃ」ではありません。
僕の家にもCDプレイヤーが来たのですが、音楽を聴く習慣がなかった僕は、特に買いたいものもありませんでした。
そんなとき、友達につきあってCDショップに行ったのですが、あと400円ばかり何か買わないかというのです。その店のスタンプシートが500円ごとに1スタンプだったのですが、少し端数が出てもったいないからと。
まあ、400円のCDなんかないんで、900円のシングルということでそれを買いました。特に音楽に好き嫌いもなかった僕は、知っているから、というだけで買った覚えがあります。
それから、親にミニコンポを買ってもらった僕は、その友達に引きずられるようにBzのCDを買いました。確か最初は「BAD COMMUNICATION」だったはずです。
結局アルバムは「RISKY」「IN THE LIFE」「RUN」の三枚買いました。ミニアルバムも「MARS」まで買いました。今でも英語で歌える曲がいくつかあります。
邦楽というと、今では考えにくいですが、当時は尾崎豊は説教臭く感じて嫌いでした。
洋楽はまずジャネットジャクソンの「RHYTHM NATION 1814」を買いました。今、同い年の従妹が来て懐かしがってます。当時体育祭で、僕はダンスに出たのですが、そのときに使った曲が入っていたから買いました。これはいいものです。歌詞はわけわからんけど。
それで、もう一つ使った曲が入っていたマルティカ*3の「MARTIKA」も買いました。
そう言えば当時、コンパイルから出ていたディスクステーションという、月刊で雑誌のようにゲームのサンプルなどが収録されたフロッピーを買っていたのですが、そこで取り上げられていたアレフ(ユーロビートのグループ。宗教団体ではない。)のアルバムを二枚くらい買いました。バッコミの元ネタって書いてあった記憶があるんだけど、いまだにどこがそうなのかわかりません。
こう書くと洋楽ばかりのように見えますが、これはレンタルで借りなかったものばかりを挙げるからで、当時聴いていたのはボウイとかもあったような……。今手元にあるのは「PSYCHOPATH」だけなんですが。

1991年頃にキティレコードから出た「アニメ放送されためぞん一刻の音声を収録しただけ」のCDです。ビデオCDですらない。
正確に言うと、アニメの音声+状況説明の千葉繁のナレーション+出演声優のインタビュー+何か一曲。各場面はライナーノーツにチャプターと対応した小さな写真がついてて、そこで見るようになってました。他にも5号室の家具配置とか、一刻館の全景とかみたいな、アニメ作成にあたって起こされたであろう設定とか。
アニメが全96話で、1枚に2話入っているから全部で48枚。
1枚3000円したはずで1ヶ月に6枚というスケジュールでした。だから全部で144000円くらい。高校生の身分でこれを買った僕はお金の使いどころを間違えていると思う。あとで何度も後悔しました。人生で最高の無駄遣いだと思います。
千葉繁が語り手という設定なので、ナレーションと、インタビュアーと、その他いろいろをやってました。
呼ばれる声優は基本的には毎回違いました。もちろん全部で50人近くも出てるわけないから、最後はほとんど出番のなかった人が無理矢理想い出を語っていたり。島本須美だけ毎シーズン呼ばれてました。
聴くべきは三鷹役の神谷明の恋愛話と、これがデビュー作のめぐ姉。声優にこだわらず監督や原作者などのスタッフのインタビューもあればよかったのに。
添えられた何か一曲はくせ者で、最初はBGMや関係する曲のリミックスだったんだけど、途中から全く関係ないアーティストの曲に島本須美二又一成がナレーションをつけただけとか、千葉繁創作落語とか、「ないから仕方ないだろ」という開き直りがすがすがしい内容になっていました。
今ほどもてはやされる前の若本規夫が、まともな役で準レギュラーなので、「おっぱい」とか言わないことに違和感があったりなかったり。
売値は全部で1500円くらいだったのをいまだにおぼえています。場所をとらなければなんとかして持っていきたかったのですが。
これに影響されてピカソとDATE OF BIRTHと村下孝蔵のCDを何枚か買いました。あとギルバートオサリバンの「Alone again」。
「Alone again」はいいぞ。今でもたまにCMで耳にするくらいにはスタンダードなナンバーなんで今更だけど。アルバムは1500円なら見つけ次第買うべき。癒されます。
ピカソ森雪之丞の弟がメンバーにいたポップスグループ。方向性が定まらないまま、キティのアニメのテーマソングをいくつか歌ってたけど、いまいちヒットをつかめなかった。今どうしてるんでしょう。
DATE OF BIRTHもポップスグループ。ボーカルのNORICOの少しハスキーな声が焼失するほどいい。ハスキー声といえば日本では榊原良子というのが相場でしょうが(個人的には水谷優子も捨てがたいのだが。いつも高い声の役ばかりだけど。たまにするからいいってのもある。他にもこおろぎさとみのコニー(Vガンダムの)とか、いわゆるアニメ声専門というふうの声優が、意外に低めの声でもよかったりすると僕は思う。)、僕の中ではそれに匹敵するほどセクシー。まあ、ハスキーというとちょっと違うんだけど。
個人的には「グレイテストヒッツ1989-1999」と「アフター・ザ・ハッピー」(特に「BABY CRY FOR ME」)が好きだが、最初に聴くなら「Date of Birth」がいいかもしれない。「想い出の瞳」が入ってるからね。人気がないので、ブックオフに行けば、あれば500円で買えると思う。シングルは「想い出の瞳」しか見つからないんじゃないかな……。
村下孝蔵はいいと思うけど、特に思い入れがないなあ。
アニメ関係ではサウンドトラックをかなり買いました。めぞん一刻関係から、ルパン三世の1万円するボックスセット×2とか。全部で5万は使ったはずです。病気よ、ワン・ディジーズよ。


あと、アニメつながりでMarcyの「LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER」が今発掘されました。*4アルバムタイトルは「夜をぶっとばせ!」だったかも。
アースシェイカーのメンバーの一人のソロアルバムとか、show-ya寺田恵子と組んだユニット、HIPSで出した「夜をぶっ飛ばせ!」「TENDER」(超音戦士ボーグマンOP/ED)が収録されてるとか、どれだけ書いてもあなたの知ってる範囲に引っかかりそうもありません。チェー!知ってる人は懐かしさのあまり笑ってるはずです。
なんというか、セガ任天堂にゲームで劣勢になりいろんなコンテンツに手を出していたとか、あのころのバンドバブルとかを感じさせる一枚であることは間違いないのですが。
わかりやすく三国志で言うと、武安国先生が、孔融に言われて呂布に一騎打ちに行った、みたいなあの感じ。本人たちはどうかしらんけど、勝てるわけねーだろ&後で振り返ると恥ずかしい、みたいな。だいたいタイトルからして力みすぎで恥ずかしいですよね。


三国志で思い出しましたが、そのアニメの主題歌を歌ってたのでFENCE OF DEFENCEの「RIDE」を買いました。FODでは北島三郎の息子がギターをしてたはずです。なんとなく気に入って、彼らのCDは2-3枚買いましたが、特にオススメはないです。
あとはハウンドドッグの「BRIDGE」とか、CMの曲を聴くために買ったりしてたみたい。ここら辺が残ってるのは、ポ−チに入れっぱなしでケースを紛失して売れなかったからなんですけど。いやDOBだけは売らないけど。

  • 大学入学から文学クラブ入部まで

このあたりは、まず高校の延長線上で買ってました。だから上記のアルバムのいくつかは、実はこの時期に買ってます。
つきあいでカラオケに行く回数が増えたのですが、そのための曲はあまり買いませんでした。
まず、先輩の家で毎日のように麻雀していたので、そこで聴いたハノイロックスのアルバムを、アワレコにあるだけ全部買いました。定価で。4枚くらいあったはずです。店の主人は、何年も売れなかったのが急に売れてびっくりしたと思う。
ハノイロックスといっても誰も知らないと思いますが、バッドボーイロックっぽいのを考えればそうはずれてないと思います。僕もよく知らない。先輩もよくこんなバンドのCD持ってたと思う。
あと、同じようにずっと聴いたBUCK-TICKを。今ではブックオフの500円コーナーの常連とも言える彼らですが、ビジュアル系の元祖として再評価してやれと、ビジュアル系がはやっていたときには思っていました。オススメアルバムは悪の華。個人的にはMACHINって曲が好きです。
それにレッドウォリアーズのアルバムを買いました。「じゃじゃ馬ならし」という曲のために。女に向かって「月に三度もアレがくるわけないだろ」という歌詞がお気に入りです。


あとは、雑誌の記事で見かけて気になったものを思い出したように買ってました。
まずは横道坊主の「CRACK」。僕はこれが彼らのベストアルバムと信じて疑わないです。頭から最後まで、どの曲もいいです。
横道坊主って言ってもあんまり知られてないみたいなんですが、まあブルーハーツみたいな感じといえば大きく外れてはないかな……。
ベストアルバム(もちろん2枚とも買った)に収録されてないですが「TOY'S ATOMIC」という曲がお気に入りです。彼ららしさは、もっとアウトローっぽさのあるところにあると思うんですが好きなものはしょうがない。僕は、ロックよりはポップスが好きなんでしょうね。これはMSXマガジンでレビューがあったんで買ったと思います。
他にはケン・イシイの「GARDEN ON THE PALM」。テクノ好きで1000円ならmust buy。
あと、ビョークの「debut」を。これを発売直後に買ってたことは、僕のセンスを自慢してもいいくらいと思うんだけど。とは言うものの、声が粘っこくて、聴いてて疲れるんであんまり聴かないです。関係ないけど、12曲目の「アトランティック」の対訳が「都合により割愛させていただきます」ってのはどういうわけかしら。


これは雑誌で勧められたわけじゃないけど、そのころペットショップボーイズの「GO WEST」がヒットしたんで、収録アルバム「VERY」を買いました。そのとき気になってた女の子が話題に出したからだったような気がします。
カバー曲の多い彼らですが、キャッチーで、どうせ元の曲を知らない僕にはよかったです。だから3枚くらい買って、今もよく聴きます。


あと、このころ読んでいた「超兄貴」を描いていた田丸浩史がやたらと名前を出すのでマノウォーのベスト「THE HELL OF STEEL」を買いました。「Hail and Kill」はいいですね。
そんな風に、漫画家が作品の中で名前を出す曲もよく買ってました。
まずシベリウスの「フィンランディア」。「ハーメルンのバイオリン弾き」で出てきたので。
また、このころ矢野健太郎の「猫じゃないモン!」が再販されてたのでなぜか買ったのですが、その勢いで谷山浩子のベストアルバムを買いました。中学生の時みず谷なおきにはまっていて、そのとき買えなかったからというのもあります。どちらの作品でも彼女の曲がよく出て来るんだよね。当時BECKを読んでたら大変なことになっていたのではないかと。
昔買えなかったものを補完するということはよくやっていて、他にはコンプレックスのベストとか、ギタリズムとか買ってました。あと、TMNが解散したときにもちゃんとベスト版を黒だけ*5買いました。青と赤も買ったような記憶があるんですが、今手元にないということは買わなかったんでしょう。


あと、必要に迫られて買ったCDというのもありました。当時手品をやっていたことから、後ろにかける音楽が必要で、それ用にいくつか。まあ「オリーブの首飾り」でもいいんですが。
使える曲は、まず、歌詞がないものかあっても外国語。あと聞き慣れた音楽も避けたいところ。曲に聴き入られたら困るからです。
あと、適当なところに山場があるといいです。ステージの上の演技は、いくつかの小山場をへて、最後に大きな現象で締めるようになっているので、その山場で音楽が盛り上がるととてもいいわけです。なきゃ、音楽係がそこでボリューム上げたりするのですが。
で、僕はT-squareをよく買ってました。少なくとも僕が聴いたことあるのはF1のテーマとして知られるTruthだけだったので。当時、昔のレコードがCDにいくつも再録されて安く手に入ったのもあります。僕の演技にはあまり合わなかったので、実際に使ったことはあまりなかったですが。

  • 文学クラブ入部直後

入部によって人間関係ががらりと変わりました。
よくも悪くも趣味人が周りに増えました。それで音楽の話が出ることもあって、その中で橘いずみを一枚買いました。「十字架とコイン」。シングルの「失格」はさんざん聴きましたがこれはあまり聴きませんでしたね。他にはACE OF BASEと野沢雅子の「はなぢ」ですね。「ピエールとカトリーヌ」は欲しかったけど買えなかった。
あと、なんの因果か「魔法騎士レイアース」を見てしまい、「ゆずれない願い」にぞっこんはまり、田村直美をPEARLにまでさかのぼって買いました。
このころはガールズロックが流行ってた(久宝瑠璃子とか)んですが、僕としては否定したいところですが彼女もそこに位置づけられることでしょう。「じゅわいよくちゅーる系」(KATSUMIとかREVとか)とか言われた、深夜の宝石のCMに使われるようなグループにカテゴライズされるかもしれませんね。くどいようですが、僕としては否定したいところです。
田村直美の魅力は、もちろん第一にはその歌声にありますが、第二にはその強いメッセージ性にあると思うんです。
あのころ元気出せソングを歌っていた女性ボーカリストはたくさんいたし、彼女もそういう歌を歌ってはいましたが、その歌声はともかくとして、自分でグループを作り活動していたという過去からして既に異彩を放っていたしね。
じゅわいよくちゅーる系にくくるにしても、そりゃデビューシングルがカメリアダイアモンドのタイアップと言うだけで、それ以降の歌詞はそれらの曲とは歌詞が明らかに違う。
曲のことはよくわからないんですが、彼女の歌詞は(あくまで僕が聴いてたころは、ということですが)、元気出せと愛ってなに?と女の本音、の三つに大きく分けられると思うんですね。
それが説教臭くならずにすんでいるのは、内容があまりに直球(と政治性がない)だからだと僕は思います。
例えば、同じようにメッセージ性の強い曲を歌って「女・尾崎」と言われた橘いずみと比べると、彼女は一曲の中にテーマがあって、歌詞はそれを他人に伝えるために体系的に整理されてる印象があるんですね。
ところが田村直美は、他人に伝えると言うよりは自分にこういうテーマがあるということを言う方が先っぽい。
例えば空腹というテーマがあって、橘いずみなら「ご飯はどこ?」田村直美なら「おなかがすいた」と言うだろう……というような印象を僕は持っているんですけどね。
僕はひねくれているので、他人によって整理された言葉は、よほどの説得力を持っていてもなお受け入れられないところがあって困ってるんですが、田村直美のプリミティブさはそういうところに引っかからずにうまくツボに入ったわけです。
で、オススメアルバムは「N'S」……と書くために収録曲を確認しようとしたら今見つからないです。シングルなら「自由の橋」と「ゆずれない願い」がいいですな。まあ彼女の曲はどこを切っても田村直美なので、どの曲も(「ゆずれない願い」直後の迷走は別として)一緒っちゃあ一緒ですが。
旧PEARLならBORDERLINEというベスト版があるんでそれで。最初はロックを指向したんだろうけど、後半ポップスに傾斜していったのではないでしょうか。特に「プレシャス・ラブ」は彼女の声が堪能できて好きです。


その他、このころは不況でベスト版がやたらと出たのでそれを買いました。チャゲアスとか、サザンとか、布袋とか。この時期に出たわけではないですがなぜかオフコースと世紀魔Ⅱと中西敬三も持ってます。

  • 留年生活

留年中、まず一つ大きく変わったのがで急に趣味がゲームにシフトしたことですね。痕とときメモがいかんのですが。
そこからゲームのサントラをいくつか買いました。といってもこれらのゲームではなく、タイトーZUNTATAサウンド
当時つき合いのあった中で特にI君が硬派なゲーマーで、そういうゲームに造詣が深かった影響だと思います。
激しく既出ですがこれはいいです。「ダライアス外伝」なんかは、持ってない人は(vipper風に言うなら)1000枚買うべきだと思います。すでに誰か書いているかもしれませんが、日本のテクノサウンド史はゲーム音楽抜きに語れないと思うのですよ。川相のバントと同じくらい無形文化財に指定してほしいと冗談混じりにせよ思っています。
パソコンゲームの音楽には手を出さなかったのは、お金がないというのもあるけど、そもそもそのころのパソコンにはサウンドボードがなく、音楽が聴けなかったので。


あと、僕の中で音楽的な先祖返りが始まって、尾崎とブルーハーツに行き着きました。
数枚買いましたが、彼らはある程度評価も固まりつつあるミュージシャンで、今更僕がオススメを書くまでもないような。
強いて書くなら、尾崎は「Driving All Night」と「誕生」。あと「Freeze Moon」が個人的な事情でとても印象深いです。「だれにもわからないような独り言」っていったいどんな内容なんだろう。
尾崎は、とても伝えたいことがあるんだと思うんだけど、同時に伝わらないもどかしさも感じていたのではないかと思います。でも、そこである程度あきらめることができずに一生懸命歌詞を詰め込んでしまうから、あんなにしゃべりすぎの歌詞になってしまうんだと思います。そういうところはとても共感できるんですが、その理想主義的すぎるところにはとてもついていけないですけど。あと、弱いところには、共感はできるものの、とりこまれてはいけないと思うので、あえて拒否するようにしています。
ブルーハーツは、真島と甲本の仲良さそうなところが好き。


ネタで買うCDってのもあって、例えばセニョールココナッツの「ジャーマンダンス」とか。いや、セニョールココナッツという名前が胡散臭かったので。あと、よくお化け屋敷で聴く「ひゅ〜どろどろ」とかいうような音楽を収めたCDとか。モンスターファーム用といっても過言じゃないです。
他にはジャックスの「からっぽの世界」とか。

  • 今に至る

その後、引っ越しでミニコンポを捨てたりとか、CDを聴くのにいちいちパソコンやテレビの電源を入れなきゃいけないような環境になりました。
なので、音楽は生活の彩りの一部ではなく、必要な理由があるときに準備をして聴くものになりました。
そのころ買ったCDはまず佐野元春の「THE GOLDEN RING」とボブディラン。これはSKミュージック。
文学クラブで、ある時期に在籍した文学青年はSKさんに大なり小なり影響されました。で、僕もその一人というわけ。
彼だけがそれだけの影響を及ぼした理由はいくつかあるでしょう。それに対する、僕なりの答えもあります。でもそれを言えば「ああ、でも僕は君からはみ出している」と言われてしまうでしょうね。
結局その理由は一番影響を受けた人が一番わかることだと思うし、それは僕じゃない。
外的な現象を追えば、佐野元春を買ったのは、SKさんが部室でかけまくったから。
前から佐野は友達のT君が聴いてたので欲しかったんだけど、買うきっかけがなくそのままになっていた。
「THE GOLDEN RING」はホントにいい。2500円以下なら即買いです。
他に買ったCDは、バンプオブチキンの「THE LIVING DEAD」「jupiter」くらい。流行りだったので。
少なくとも三年はたってるんだけど、ホントに買ったのこれだけっぽい。

  • 終わりに

というわけで、僕の音楽ライフを振り返ってみました。で、今まで買った中でベスト5をつけてみたいと思います。ただ、順位は明日にも変わりそうなんでつけません。順不同。
佐野元春 with The Heart Land「THE GOLDEN RING」
とりあえず佐野はこれさえあればいいやと僕は思っている。「誰かが君のドアを叩いている」が入ってないことが心残り。
田村直美「N's」
田村直美もこれがあればとりあえずいいかな。気分次第でPEARLの「BORDER LINE」と入れ替わり。一曲だけなら「ゆずれない願い」の破壊力にはかなわないけど、トータルの粒の揃い具合はこっちはベスト版のこれの方が上なので。
横道坊主「CRACK」
横道坊主なら僕はベストよりこちらを選ぶ。「UNDER THE U.K.」が入ってないことだけが心残り。
・DATE OF BIRTH「アフター・ザ・ハッピー」
たまにDATE OF BIRTHを聴かないといけない気がしている。別に聴いても元気とかやる気なんて出てこないけど、明日も生きていこうかという気にはなる。

あと一枚なんですが、バンチキの「THE LIVING DEAD」かZUNTATAの「DARUIUS外伝」のどちらか気分次第で。

*1:今日はPCの動きがすごくもっさりしてて、それでメモリ買おうと思ったんだけど、Cドライブの容量がふと見たら600Mだったんでそのせいかもしれぬ。ついさっきファイルをやりくりして、1.5Gにしたんだけど、急に軽快になったし。今まだ移動中であと100分かかるらしいけど。USB1.1の外付けに動かすのは時間かかるのう。←「こいつが寝かせてくれないんだ」というギャグを盛り込もうとして失敗。

*2:うまいうどんが切れたら陸に上がった河童みたいになってしまう。

*3:今どうしてるんだろう。マドンナ2世と呼ばれているとか、「TOY SOLDIER」という曲で日本語訳詞を彼女自身が日本語で歌ったりとか、気になることはいくらもあったのだが。

*4:発掘部屋00/00

*5:確か、黒が小室担当のシングル収録版、赤が宇都宮担当のロック版(アップテンポな曲)、青が木根担当のバラード版と分かれてて、それぞれバラでも買えた。力関係をうかがわせますな。