今日の日記

花壇

不動産屋さんに予約も入れたし、あとは決めるだけですな。
新居は本当に市街地になるから、暇な人はどんたくでも見にくるといいと思います。

画像

今日から花壇シリーズ。
今作ってる花壇の作業の途中で撮った画像です。
これは、掘って出た土を、わきのコンクリートの上にあけたところ。
右端に見えるのが横60cm奥行き25cmのプランターなので、全体の大きさはそれで察してください。

読書

Xの悲劇 (新潮文庫) 29冊目

失敗した……。というのが最初の印象。
図書館に所蔵してあったのは、個人贈の昭和33年初版の新潮社版*1。当然訳も古いし読みにくかったので。
でもまあ、僕がライトノベルをその手軽さゆえに批判することがあるけど、この当時の本を読んでた人も同じように僕を批判するんだろうな。そう思えば別にいいか。
ドルリー・レーン四部作は、新潮、早川、東京創元から出てるのかな?*2
図書館の所蔵は、X・Yが新潮社で、Zが早川という、まことに変な構成なんだが。
翻訳の話に触れたついでに言うと、Yの悲劇のあとがきで、ドルリー・レーン四部作のネタバレをする翻訳者はアウト。
新潮社版を手にする方は、最後までそれを見ないほうがいいです。
ついでに言うと、早川版のZの悲劇の解説を書いてる新保博久は「えっと解説です」で始めて、「もしもご縁がありましたら〜」でしめるあたり、どう見ても新井素子ファンです。本当に(以下略)*3
で、内容なんですが、面白かったですが、今となっては内容が古いですな。
もちろん、新しい訳ではそのあたりつじつま合わせてるのかもしれないですけども。
Yの悲劇は新潮社版ですけど、訳者の没後に改版されてるので、読みやすくなってることを期待。
警察の捜査力が上がってきてる今、ミステリ作家は大変だと思う。

*1:読んだのは39年の八刷で、140円でした。

*2:あと、ポプラ社から子供向けに翻訳したものがある。

*3:この本の出た89年というと新井素子のデビューから10年以上たってるわけで、これは解説の人のお遊びでしょう。早川、新保、新井、クイーン間になにか曰くがあるのかもしれませんが。