今日のムムム?

モラルハラスメントという言葉を聞くようになって少したちます*1
まあ、そこまではいかないにしてもたとえばこういう記事を見るとムムム?と思うんですけど。
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081147488821.html
これは、体重に応じて宿泊料が決まるというホテルに「差別だ」と抗議があった、というニュース。
これは、やせていると得をする料金体系(上限が決まってる)なんで、計算式も公開されてるんだから、損をすると思えばいかなきゃいいわけで、つまりは宣伝をかねたキャンペーンなのは明白だと思うんですけども。
これに、太ってると損するよ、というメッセージを感じるのはどうかな、と思うんですね。
さらにそれへの抗議に、差別というレッテル貼りを使うとはね。
論理的にそれがどうダメなのかということを明らかにせず、反論されにくい立場から石を投げるのは、建設的ではないと思うのですが*2
カップル割引に対して差別だ、と言うなら協力したいところですが(笑)。
もちろんやせることを強制するようなことはあってはならないし、そのような社会的な圧力は糾弾されるべきですが。
この主人もやり方を間違えたな。
太れば太るほど安くなるようにしたら良かったのに(笑)。
と、今年のゲームショウでのこんな記事も見つつ思う。

*1:本来、モラルハラスメントとは、精神的な虐待のことをいうのですが、ココではもう少し広くとって、道徳をもってするいやがらせ、というくらいの意味合いで。

*2:個人的には、一部の嫌煙家みたいだなあと思う。身体に対する害悪は理性ある成人がしたことだから他人からどうこう言うことではあるまい。歩き煙草に代表される、他人に及ぼす迷惑は、基本的にはマナーの悪さ=その人が悪いのであって、煙草が悪いのではあるまい。煙草が嫌いな人がいるのは自由だし、それに基づく主張をするのは結構だと思うが、それにモラルを振りかざすのはどうかな、って思うんですよ。例えば煙草の税金は上がるのに排気ガスを垂れ流す自動車のそれはあがらないけれども、そういう風潮をモラルの観点から是とするのはおかしいな、と思うんですけども。ちなみに僕は煙草は吸わないし、体調が悪ければ煙で目や鼻がおかしくはなるくらいに、煙草が毒物であるということは自分の体で理解しているつもり。