ファミ通の日を前に

もうファミ通なんか読まない俺である。


『たかまれ!タカマル』*1と『いい電子』と『ゲーム帝国』は除く。
たかまれ!タカマル (1) (Beam comix)いい電子 (1) (Beam comix)ゲーム帝国〈7〉
なんで読まないかって言うと、僕は毎年パワプロの記事を読んでるんだけど、ツッコミがぬるいから。
ゲーム攻略誌が、ゲームの会社と「情報提供−売り上げに貢献するような記事」のもたれあいをしている部分もあるんじゃないかということくらい、子供じゃないんだから僕も理解しているけど、他誌と比べてぬるいんじゃあNo.1の名が泣きます。
まあ、No.1だからこそ、影響が大きいために書けないこともあるんでしょうけど。
たとえば、パワプロのサクセスのケガ率は表示通りの確率ではないという経験則は、もはや誰もが共有しているところでしょう。
それは確率のマジックかもしれない*2し、本当にケガの発生確率が表示と違うのかもしれない。それはメーカーが教えてくれない以上、実際に検証するしかない。
そういう、自分ではできないことを埋めてもらうために攻略誌を買うのであって、「闘志」の効果の説明に「闘志あふれる投球ができる」などと眠いことを読みたいんじゃあないんです。僕は。*3
データの整理の仕方もわかりにくいしね。
たとえば「その面は敵の弾よけて」みたいな、できる人にはわかるような書き方されてもな。*4
アカデミー編で最後の大会の決勝に勝つと、さらにエキシビジョンマッチがあるんだけど、敵がめちゃくちゃ強いのね。そういう試合があるとか、敵がこんなだ、じゃなくて、どうやったら倒せるか、が僕は知りたいの。
昔「ゲーム攻略誌は、情報の信頼性と買えばいつでも参照できる利便性が、攻略サイトより優れており、棲み分けができる」という文を読んだけど、それはゲームの主たるプレイ人口が、可処分所得の少ない高校生以下の人間がメインだから言えることで、将来インターネットがテレビや電話レベルまで普及したらどうなるかなあ。
今まで他誌と読み比べをしなかったので、読んでる人間にはいまさら、ということなんでしょうけど。

半年後読み返してみた。何をムキになってるのか自分でもよくわからない。

*1:正確な書名を検索するのに、「るるる」で検索したのは秘密。さらに、「るるる」で、吉野川Tシャツを思い出したのはさらに秘密。いや、徳島の第十堰に関する住民投票のときだったと思うけど、投票率が50%を超えないと結果は無効という条項を可動堰化賛成派が盛り込んだ。そのため反対派は投票率ageのために「とめる」「きめる」「つくる」(だったと思う)と横三行に大書したTシャツをばら撒いたので、市内では当時よく見かけた。これをまたうっかり縦読みして「るるる?」と誤読する事故が多発した(かどうかは知らない)というだけなんだけど。

*2:サイコロで100000回連続で6の目が出たからといって、次に出る目はやはりどれも1/6の確率というような

*3:別に闘志なんかとらないけど。

*4:そういう人のほうが読者に多いor支持されてるというのであれば別にいいんじゃないですか。僕は読みませんが。ヘタクソなんで。