目と目で通じ合う

追いコンに行く前にミチヒロさんちでテレビを見ていた。
たぶんNHK。生命の進化について。
最後のほうは、人類の中でもなぜホモ・サピエンスが生き残ったのか、についてでした。
僕もよくわかってないんだけど、人類は、サルと共通の先祖から枝分かれして進化したわけでしょ?
子供のころはそこから一本道で現在の人類につながってるんだと思ってたんだけど、どうも違うよう。
学習漫画で読んだ、ネアンデルタール人とかは、共通の先祖を持つ違う種、ってことでいいのかなあ?
たとえていうとトラとライオンみたいなものか?
当然その間には生存競争が行われ、ネアンデルタール人が生き残ってない以上、人類がそれらの近隣種を駆逐したんでしょう。積極的かどうかはわからないけど。
(生き残ったのが人類だけだからといって、人類が他者を滅ぼしまくったようにとらえて教訓めいた結論を導き出すのはどうかなあと言うことです。フィクションとしては面白いけど)
で、さまざまな猿人の形質的な変遷がCGで出てきて、たとえば目の後ろ側に骨ができたために視力がよくなったとかあってほほう、と思った。
印象的だったのは頭のてっぺんに突起のある化石。
とんでも本だったら鬼の原型とか言いそう。
これは筋肉を支える基点の骨で、これにより顔面の筋肉が豊かになったんだって。
当然あごも強くなりいろんなものが食べられるし、表情も豊かになる。
では現在の人類は彼らに比べて何が違うのかといえば声帯の位置なんだそうで。
高いのか低いのか忘れましたがとにかく違う。
ほかに比べてより音が響くので、複雑な言語を操れるようになったんだって。
そうか、言語は表情に勝るのか。
(そもそも声帯の位置に着目すること自体、言語に優位性を持ちたい現われのような気もするけど)