今日の日記

うどん

今帰ってきました。
頭が痛くてしんどいので、旅行についてはまたいずれ。

画像

香川で食べたうどん。

読書

今年本の感想を書くのは初めてですね。
これから、今年度中に50冊読むことに挑戦してみたいと思います。
読んだ本のタイトルの後に「○冊目」とついてるのは、通し番号です。

だから僕は…だから僕は…―ガンダムへの道 (角川スニーカー文庫) 1冊目

富野監督の、80年代前半*1くらいまでの半生記。
日記らしきメモがそこここに引用されてて、それが生々しくて、目を背けたくなることがあるものの、やはり興味深い。
僕の富野監督像ってのは、自意識過剰でコンプレックスの塊でナイーブ、といったところなんだけど、これを読んでその意を強くした。
文庫で手に入るので、富野作品に興味のある人はぜひ読んでもらいたい。
面白かったフレーズをいくつか。
・(豊田有恒とアトム製作時に会っていたという場面から)SFのなんたるかを教えてもらっていればこの年になって高千穂遙なんて若造にバカにされずにすんだ
高千穂遙ガンダムを4話以降はSFではないという批判をして以来二人は険悪に、という話を踏まえてのことと思うとニヤニヤしてしまう。
もっとも、僕の記憶に寄れば安彦良和との対談で高千穂遙は、SFではない例として引き合いに出しただけであって、作品としての価値を云々する意図もなかった*2し、その文中でもそんなことはしてなかった、と言っていた。
もちろんそのあたりはお互いに大人だし、みんなわかっているのだろうけど、これはプロレス団体の和解や対立や因縁や怨恨とかと同じように、楽しんだもの勝ち、と僕は思う。
・『小さなバイキング・ビッケ』っていう企画があってね
ライディーンの監督を引き受けた話。
これを引き受けたときというのが、ビッケの企画を依頼しようという電話*3を待つ間のぽっかり空いた時間だというからワロス
同時に言われたなら、もちろんビッケを受けるわけで*4、これもまた人生というか。
他にもいろいろ面白い内容があったけど、ここでは割愛。

これが投手だ!これが投手だ! (宝島社文庫) 2冊目

投手についてのルポやインタビューをまとめた本。
今となってはちょっと古いけど。
興味があれば面白い。

*1:ガンダムのちょっと後、ザブングルあたりまで。年齢で言うと40代前半。

*2:ガンダムは商業アニメであり、当然クリアしなければならない表現や許される表現があるわけで、

*3:そういう用件だとは、富野監督は知らなかった。

*4:世間的な聞こえというものがあるので。富野監督は子供ができて間もない頃だったし。