菊花賞

勝ったのはソングオブウインド
結果はこちら。勝ち馬の紹介はこちら
レース前は伏兵の中の一頭という扱いでしたが、8番人気という低評価を覆しての勝利。
武幸四郎はクラシック初勝利。
馬単、三連複は万馬券三連単は十万馬券に。
父のエルコンドルパサーは産駒G1初勝利。この世代はラストクロップですね。
奇しくも同世代のセイウンスカイが立てた菊花賞レコードを更新する*13分02秒7。
これはなかなか破れないだろうなー。
レースは、アドマイヤメインがレコード決着の原因になった大逃げを打つ中、メイショウサムソンが二番手集団あたりで追走、ドリームパスポートがそのやや後ろ。ソングオブウインドはほとんど最後尾でした*2
激しい流れの中、ペースを作ったアドマイヤメインが残ったのはまあ当然(というか、こういうレースで逃げ粘りもできないのに大逃げ打ってほしくないですね。)。
4着とはいえ、残ったサムソンはほめてもいいでしょう。期待は裏切っちゃいましたが。
こういう中有利なのはやはり後ろから来る馬で、ドリームパスポートもがんばりましたが、ソングオブウインドの末脚はすごかった。
これはこの後の成長に期待ですね。
オープンでは勝ち鞍がまだなかったのに神戸新聞杯3着で滑り込んだ上がり馬ですからね。なんか運も強そう。
サムソンは、なんか成績が同厩舎の先輩ネオユニヴァースに似てきましたが、ディープ引退後のヒーローと目される存在ですので、もうひと頑張りしてほしいものです。
あと、横山典弘騎手は、菊花賞は4年連続2着という珍記録。


つまんない話すると、これで年度代表馬は、ハーツクライディープインパクトが有利に。
もちろん、秋競馬の結果次第ですけど。
有馬記念で全部まとめて負かせば、サムソンのものでしょうし。

*1:というかコースレコードも0.1秒更新したのですが。今まで持っていたのはタガジョウノーブル。ナリタトップロードの持つ3000メートルのレコード(記憶によれば世界レコード)には0.2秒及ばないだけ。

*2:一部でうわさされてたような展開にならなくてむしろよかったですね。アドマイヤメインが勝つには脚質転換でもしない限りあの走り方がベストでしょう。良くも悪くも、アドマイヤメインの大逃げは、納得できる走り方でした。