今日の日記

トルコライス

画像はトルコライス
パスタ、カツ、ピラフ、とお皿に盛り合わせてあります。
カロリー高そうな取り合わせですが、一度に三種類楽しめるのはおトク感がありますね。

読書

泣き虫弱虫諸葛孔明泣き虫弱虫諸葛孔明
半分くらいしか読めてないんですが、期限がきたので返します。
それを前提に読んで欲しいんですが、この本は、三国志好きには面白いと思います。
三国志には、「こう読む」という文脈がすでにあって、それを茶化すことからこの本は始まります。
例えば曹操の華麗なる勝利の影には毎回何千何万という死者がいるわけです。
戦争だから当たり前ですね。
普通の三国志ものでは、その犠牲は見てみぬふりして、勝利の鮮やかさとそれに至る人間模様を描きます。
読者も暗黙のうちに共犯になり、それには気づかぬふりしてそのドラマチックさに酔いしれるわけです。
この本は、その暗黙の共犯関係を茶化す、という内容です。
孔明を大人気ない、と酒見賢一は書いてますが、アンタも大人気ないよ、と思います。
やりすぎだったり、作者が正面に出てくる語り口調に正直拒否感は感じますが、酒見賢一からしょうがないか、とも思います。