みなみ北海道ステークス

先日の土曜日はみなみ北海道Sでした。今年の勝ち馬はファストタテヤマですね。
よくあるオープン戦なんですけど、僕のウイポ7ではこのレースなしにはプレイできませんでした。
これと札幌日経オープンには足を向けて寝られません。
開催時期は、前者が8月2週、後者が9月2週(ウイポでの話)。距離はどちらも芝2600m。
つまり、ここで勝って10月の菊花賞へ向かうわけです。


ウイポの世界では馬には適性距離ってのがあって、だいたい1200-1600、1700-2400、2500-3000という感じに分かれます。
ずっとプレイしてると、素質馬なのですが適性2500-3000とか言われて泣きそうになることがしばしばあります。
2500mより長いビッグレースというと、古馬も走れるのは天皇賞春、ゴールドカップアイルランドセントレジャー、カドラン賞、ロイヤルオーク賞メルボルンカップ
これらに適性を持つ馬は少ないので、出れば勝ちやすいんですが、問題は出にくいこと。
まず、天皇賞以外は海外レースなので、重賞に勝たないとダメ。
でも、そういう適性の馬が重賞に出ることは結構難しい。なぜなら、そういうレースが少ないから。
具体的に2500mより長いG2G3って言うと3つ。
ステイヤーズステークス(3600m)、ダイヤモンドステークス(3400m)は長すぎ、阪神大賞典は負担重量に実績馬との差があまりない。
2500を入れても日経賞アルゼンチン共和国杯目黒記念しかない。
出ようとしても、中距離の実績馬が賞金額で上にいるので出られない。
無理して適性外のレースに出ては返り討ち→未完の大器、というのがありがちなコース*1
そこで、3歳馬しか出ないので手薄な菊花賞で、賞金額を高くしておく必要があるわけです。
で、菊花賞に出るためには、やはりオープンの一つも勝っておかないと賞金額的に安心できない。
ここも中距離の実績馬がひしめくので、彼らに勝てる土俵のオープンレースというと、この二つになるわけです。
特に前者はハンデ戦なので、前走で負けておくといい感じ。
また、タダのオープンなので、格上挑戦で挑むのも無理じゃない。
その場合、みなみ北海道Sに登録→抽選でもれたら支笏湖特別という長距離の王道が。
そういうわけで僕はこのレースは思い出深いのです。


あと、先日の関屋記念江田照男がまた……。(三連単491,010円)
ここでローエングリンが3着につっこんでたら大変なことになってたでしょうが。

*1:もっと悲惨なのが、馬場適性ダートで距離適性が長く出た場合。この場合はビッグレースがないので完成しようがない