終わったのかな?かな?

EVER17終わりました。貸してくれたM君ありがとう。
ひぐらしの鳴く頃に』に影響を与えたのではないかと話題になってたこともあったようなので、そういう意味でもリキ入れてやりました。
もともとやろうとした動機は、ギャルゲー批評のサイトで上位に来てたからなんだけど。
ココ編終了後に追加される、空&つぐみ編のエピローグでずっこけたことはかなりのヒミツ。
以下はその感想。ネタバレを含みます。
そもそもの動機がそんなんだったので、最初はギャルゲーとして見てたから、「優がうざいのが許せない」とか思ってました。
ギャルゲーとして、ヒロインが最後まで不愉快な存在であることはあってはならないことだと僕は考えるので。
けれど終わってみれば、これはギャルゲーの衣をまとった、第三視点がテーマのメタフィクションなんだなあ、と思いました。
よく考えれば、ヒロインごとのルートはあるけど、彼女らに思い入れを深くさせることを目的としたと思われるようなギミックはちっともないわけだし。
ギャルゲーではないと僕の中で位置づけられたので、ヒロインの好感順位なんかは消し飛びました。

話の持っていき方として、第三視点=プレイヤーと思わせるところがあり、これは探偵=犯人みたいな、「卑怯な気もするけどやられたなあ」的な斬新さを感じます。
こういうのはやったもん勝ちですね。
あと、話が複雑なので、僕はついてくのに苦労しました。