色紙

今日は昔所属していたサークルの追い出しコンパの日。
卒業生に渡す寄せ書き用の色紙を前に頭を抱えている人を見ると、思うことがある。
何をそんなに悩むのだろう。
凝ったことを書こうとしているのかなあ。

できるだけいいことを書こうという向上心はいいと思うが、だからといって無理なところまで突き詰める必要もあるまい。
何を書いていいかわからないほど人間関係が希薄な人には、無難なことを書いたらいいじゃないか。
まあ、その人が卒業するのか就職するのか、最低限の情報くらいは踏まえないと、中退の人に「卒業おめでとうございます」とか書いちゃう羽目になるのですが。
僕の中では書かないという選択肢はないですね。それは自分が書かれなくていいということになるんで。
書かないくせに書いてもらいたいというのは虫が良すぎると思うし。
あ、でもことごとく無難なこと書かれるのと誰も書かないのとどっちが寂しいかなあ……。
まあ、これで永遠のお別れじゃなし、そんな難しいことを書かなくてもいいと思うんだけども。
自分のベストを尽くせばそれで気持ちは伝わるはず。年単位の付き合いなんだし。